基本の文法
1 プログラム言語
-
プログラム言語
コンピュータは0,1で書かれた機械語、人間は日本語,英語などの言葉しか分かりません。この間を埋めて人間に分かりやすくした言葉がプログラム言語です。
-
VBA・マクロ
プログラム言語で書かれた命令書のことをプログラムといいます。VBAはプログラム言語の1つで、VBAで作成されたプログラムのことをマクロといいます。
2 変数・代入
-
変数とは
変数とはデータを憶えておく場所(箱)のことです。プログラムを書くときには、この変数の中身を次々と変化させて、見えないデータを追いかけていく能力が必要です。
-
変数の種類と宣言
変数には、入れるデータによっていろいろな種類があり、どのような変数を用意するか言っておく必要があります。このことを「変数の宣言」といいます。
-
=の意味
=には「2つの意味があります。数学ではA=A+1という式はありえませんが、VBAでは「右辺を左辺に代入する」という意味でも使います。
3 順次実行
-
マクロ例
例1というマクロです。
整数を入れる変数xを用意します。
2に3を加えた数を変数xに入れます。
変数xの中身を表示します。
ここまでがマクロ例1です。 -
順次実行
コンピュータはプログラムに書かれた命令を順番通りにひとつずつ実行していきます。このことを順次実行といい、プログラムの実行には書く順番はとても重要です。
4 条件分岐
-
条件分岐
◇ もし明日晴れならば洗濯物をベランダに出して出かけよう。
◇ もし雨ならば洗濯物を家に中に干して出かけようのよう。 -
条件分岐 文法①
「もし~だったら~」と指定した条件を満たすときに設定した動作をする
If 条件式 then
処理1
Else
処理2
End If -
条件分岐 文法②
「もし~だったら~」と指定した条件を満たすときに設定した動作をする
If 条件式1 then
処理1
Elseif 条件式2
処理2
Else
処理3
End if -
条件分岐 文法③
「もし~だったら~」と指定した条件を満たすときに設定した動作をする
Select case 変数
Case 条件1
処理
Case 条件2
処理
Case Else
処理
End Select
5 反復処理